Process


RENGESOのものづくり

 

木を扱うということは命を扱うということ

樹齢100年の木を伐採し家具として生まれ変わらせるのであれば

せめて家具として、もう100年は生きてほしいと思う

 

無垢の木の癖や性質を理解し構造を考え

一つの家具を一人の職人が責任を持って最初から最後まで作り上げる

スピード、精度、仕上がりなどその全てを日々追及し続ける

 

きっとものづくりの道にゴールはないと思います

 

デザインもまたゴールはないと思う

見た目だけでなく強度や耐久性、使い心地も考えます

 

決して同じものがない無垢の木の持つ色味や木目

この木をどう活かすか、このデザインにはどの木を使うかなど

 

無垢材+手仕事でしか表現できないRENGESOらしい家具づくりを心掛けております

 


無垢材へのこだわり

 

ポリ合板やメラミン化粧板と違って無垢材には同じ木目が存在しません

その自然が作り出した唯一無二の表情に人々は心を奪われます

 

木のぬくもりを感じる肌ざわりや無垢の木の頑丈さ

時間とともに味が出て深みが増す経年変化

そのどれもが無垢材にしかない素晴らしいところです

 

無垢材の良いところは見た目の美しさや頑丈なところだけではありません

合板や集成材には大量の接着剤が使われており

接着剤が進化したとはいえ微量ながらも有害物質を放出し続けます 

健康面でも環境面でも無垢材はとても優秀です 

 


脱炭素社会に向けた蓮華草元町工房の取り組み

 

家具に限らず大量生産・大量消費が当たり前な世の中

壊れたから捨てる、飽きたから買い替える

そんな当たり前を少しでも無くし修理して使うということをご提案いたします

 

家具の製作だけでなく家具の修理、修復にも力を入れ

脱炭素社会に向けて微力ながら貢献できればと考えております

 

横浜元町家具の技術と想いを受け継ぎ

弊社では修復を前提とした家具づくりを心掛けております

 

大量生産が進んだことにより日本の木工技術が衰退し

技術と経験が必要な家具修復をできる職人が減っているように感じます

 

蓮華草元町工房では『家具』の未来を考え

弊社が大切にしている技術や経験を後世に残したく

家具職人の育成もおこなっております